しがない🐏

しがない若手俳優オタクがYoutubeにハマっただけです。

若手俳優のオタクがミナミノツドイにハマる

ミナミノツドイチャンネル登録者数15万人突破おめでとうございます!

というわけで、若手俳優のオタクをはじめて早十数年が経ち、様々な推しに財布を捧げてきましたが、久々にまったく新しいジャンルに沼ってしまいました。はい、Youtubeのゲーム実況です。

という話を推敲なしに好きなように語るブログです。大目にみてください。


以前からニコニコ動画でマインクラフトのマルチプレイ実況を見てはいたのですが、そもそもYoutubeにゲームの実況動画があるということを知ったこと自体がここ最近の話でして。Youtubeには非オタのパリピしかいないと思っていました。偏見がすごい。

しかし、ふとしたきっかけで、うっかりYoutubeでマインクラフトの実況動画を検索してしまい、うっかり出会ってしまったのが『ミナミノツドイ』というゲーム実況集団だったのでした。

……というわけでこのたびYoutubeの文化にほとんど初めて触れたアラウンドサーティーなので、いろいろと驚くことがたくさんありまして、まずは初歩中の初歩のYoutubeすげーという話をさくっとします。もはや飛ばしていただいてもいいレベル。ミナミノツドイ(通称:ミナツド)の話題は後半です。

●ほぼ毎日公式からの供給(動画更新)がある

これ。すごい。Youtubeのユーザーからしたら今さら何言ってんだこのBBAという感じかと思いますが、この供給の頻度の高さは尋常じゃない。チャンネルにもよるけれど最低でも数日に一本、多いと一日に二本更新されたりする。
若手俳優だって最近はインスタやツイッター等のSNSのおかげで供給が毎日のようにありますが、動画だとたった10分の長さでも情報量が半端じゃない。オタクをしててこんなに供給された経験がないので、むしろ困惑するレベル。このスピード感についていける若者はすごい(老い)。

●新参古参の情報格差を乗り越えやすい

これは配信者によりけりだと思うのだけど、過去の動画や生放送のアーカイブを半永久的あるいは長期的に残しているチャンネルだと、新参でも頑張れば七割がた情報に追いつける。私もそうなのだけれど「とにかく知り尽くさないと気が済まない」系の執着するオタクには非常に追いかけやすいジャンルだと思う。
これは、基本的に動画の管理権限を配信者本人が持っているYoutuberというジャンルならでは(ニコ動ももちろんそうだけど)。
有名な配信者はだいたいが事務所に所属してはいるものの、よくある会社間での契約で配信期間が定まっている、だとか、円盤が売り切れていて過去作が見れない、のようなことがあまりないのはありがたい。まあ毎日新しい動画が更新されるのでイタチごっこなんですけど。

●スキマ時間/ながらで手軽に見られる

10〜20分程度の動画が多いので、通勤時間や待ち時間にさくっと見られる。
舞台出演が中心の俳優を推していると、普通の生活(?)をしているときに比べて「待っている時間」というものが頻繁に発生する(主観)。そんなちょっとしたスキマに見られてしまうのがアツイ。むしろ動画の分数を目安にアラームがわりにも使えるので、マチソワ間にもうっかり遅刻を心配せずに安心して見られる。

そしてYoutube premiumが導入されて、私はより「ながら見」に拍車がかかっている。一度見た動画を音声だけでバックグラウンド再生しながらツイッターを見たりゲームをしたりするのもアツイ。バックグラウンド再生はプレミアムの特典です。いまなら三ヶ月無料。アツイ。

●双方的なコミュニケーションが取れることも

これは視聴者数や配信者のスタンスにもよると思うのだけれど、Youtube Live等での生配信では視聴者のコメントを拾ってくれる配信者も多い。
各チャンネルのメンバーシップ(旧スポンサー。いわゆる有料会員)になるとYoutube Liveでのコメントが目立つようになる特典があったり、配信中にコメント付きで投げ銭(スーパーチャット)ができたり、と双方的なコミュニケーションを取りたいユーザーが課金できるシステム(そうした特典に課金するユーザー層が集うプラットフォームでもある)も整っており、コメントを活用した動画企画も多数配信されている。
私はどちらかといえば接触イベントが苦手で、推しのSNS投稿にも一切反応しない口だけれど、某デュエリスト俳優が言うとおり、コメントを拾ってもらえるならそれはそれでテンション上がる↑という感想です。

●新たなユーザー層の文化に触れられる

まじで若い。若い。コメント欄でテストの話や部活の話が出る。若い。
舞台での活動が中心の推しの場合、一公演分でもおよそ六千円のチケットを買わなければそもそも彼らの活動に触れることもできない。それに対して、無料で見られるジャンルというだけあって、Youtube自体にそもそも若年層が多い。そういうプラットフォームだからヒットコンテンツも若年層向けのものが多く、いまの中高生の間ではこういうのが流行ってるのね…という情報までもキャッチできてしまう。まじで文化が違うので戸惑いが生まれる。若さは正義だなあと感じる(老い)。

●気軽にお金を払える

先に触れたように、Youtubeは基本無料で閲覧可能なプラットフォームだけれど、課金システムももちろん備わっている。
分かりやすいのがチャンネルのメンバーシップで、これは各チャンネルごとに配信者の任意で開設されているいわゆる有料会員システム。特典は各チャンネルごとに異なり(特典も配信者本人が決定する。チャットにおける何かしらの優位性が感じられる特典が主だが、その中でも特色が出て面白い)、月額500円程度で簡単にメンバーシップ登録ができる。

そして、ありがたいのが投げ銭のシステム・スーパーチャット。生配信中に視聴者が配信者に直接任意の金額を送れる機能だ(もちろん中抜きはある)。
送金可能金額は100〜50,000円までと幅広く、金額に応じてコメントがつけられたり、チャット画面にポップアップが長時間表示されたり等配信者にアピールするにはうってつけの機能なのですが、それより単純に直接お金払えるって最高に気持ちよくないですか? シャブでは?



そんなこんなでYoutubeってそりゃ流行るわ……天才か……と今さら思いながらも、ようやくミナミノツドイの話をします。
まずは公式からの引用で、概要。

ミナミノツドイとは?
高校時代のクラスメイトたちによるゲーム実況チャンネル。
社会人になり疎遠になっていた”いつものメンバー”が、数年の時を経てゲーム上で再会!青春がまた始まる!くだらない系ワイワイゲーム実況動画を配信中!

[ minaminotsudoi | メンバー]

という感じの実況集団の方々です。ハマる要素しかないので、そのあたりを少しばかり掘り下げます。

●メンバー同士の関係性がエモい

手始めに分かりやすいポイントからせめたいと思います。
まず概要にある「高校時代のクラスメイトが数年後に再会して青春する」ってワードだけでエモエモのエモでは??というのがご理解いただけるかと思います。
もともとリアルで親しかった彼らだからこその距離感が動画からも伝わってくる。そういえばこういう先生いたよな、とか、こいつらがこんなバカやってさ〜みたいな話、みんな好きでしょ!? 私は好き!

特にその距離感が垣間見えるのが人狼ゲーム系。
普段をよく知るメンバー同士だから、挙動で人狼がバレる(勘違いもある)。コラボしている配信者にも突っ込まれるようなメタで根拠のない推理が面白い。

人狼が大暴れ!人狼RPG史上最多キル数!? - 人狼RPG3#5[ミナミノツドイとワイテルズとYASUのゲーム実況小屋とぴくとはうすと飛び石のしゅん] - YouTubeyoutu.be

一✴︎撃✴︎必✴︎殺!一✴︎撃✴︎必✴︎殺!一✴︎撃✴︎必✴︎殺!一✴︎撃✴︎必✴︎殺!"主役は我々だ!&ぴくとはうす参戦"#7〔マインクラフト〕 - YouTubeyoutu.be

中には学生時代それほど親しくはなかったメンバー同士が動画を通じて仲を深めていく過程を垣間見れる場面があるのもオツです。
そもそも最初の投稿作が母校を作る!という時点でお察し…(いい意味で)という感じ。

マイクラ母校建築シリーズ (シーズン1)<シリーズ> - YouTubewww.youtube.com


●動画の作品性が高い

マインクラフトを中心に様々なゲーム実況動画を手がける彼らですが、私が特に魅力を感じるのが作品性のある動画群。

人気漫画をモチーフにしたゲームの実況動画では、導入部で原作漫画の世界観に絡めたオリジナルストーリーを語り、それをゲームへと展開させていく。うまく言葉にできないのでとりあえず見てほしい。(そういう手法を取ってる他の配信者さんもいるんだけど的な突っ込みはご容赦ください。)
ただプレイするだけではなく、その世界の住人になりきる彼らに原作へのリスペクトを感じるのはもちろん、ゲーム自体も原作の世界観を尊重しつつシンプルで分かりやすい設計になっている。
原作ファンはもちろん、未読の視聴者が原作を手に取る機会も作ってくれるような高クオリティな動画。もはや茶番が茶番でないと個人的には思う。

マイクラで『カラダ探し』<シリーズ> - YouTubewww.youtube.com

オリジナルの動画だと、ケイドロやアドリブクラフトシリーズが楽しい。
特に若手俳優のオタクにオススメなのが、アドリブクラフト(通称アドクラ)。
イクラ世界の中で最初に与えられたお題をもとにアドリブでストーリーを展開させていくという動画で、人と人とのガチンコ勝負で進めていく構成(言い方)は、演劇におけるエチュードを見ているような面白さがある。
いずれもミナツドでしか見られない創造的な作品ばかりだから、ぜひ一度見てほしい。

看守と囚人でケイドロ!!監獄島から逃げろ!![マイクラ-Cops and Robbers] - YouTubeyoutu.be

[シーズン1]アドリブでマインクラフト『もしも学校に突然ゾンビが現れたら?』(全11話)<シリーズ> - YouTubewww.youtube.com


●メンバーのキャラクターが濃い

そんな動画の作品性をより高めるのが、彼らのキャラクターの濃さだ。声色も特徴的で、聞き分けしやすいし、セリフも苦もなく聞きとれる(し、上手い)。あとみんな常識人な社会人ということが伝わってきて、謎の安心感がある。Youtubeへの偏見がすごい。メンバーカラーもあるぞ!
参考までに私が抱く印象をまとめますが、まだハマって一ヶ月なので間違いを恐れて端的にしておきます。
Tつぐ:いじられやすいムードメーカー。めんどくさがり。漢字と英語が弱い。
KC:ミナツドの台風の目。不意に女声や主人公ボイスになる。厨二センスがある。
ケイタ:癒し系マイペース。茶番()で照れがちなシャイボーイ。いつもラグい。
まっちゃん:不意にイケメン出してくるボーイ。悪ふざけにも乗っかりがち。お酒強い。
Mくん:いじりを嬉々として受けるMキャラ。テクニカルな場面で頼りにされがち。
てんてん:福山●治。ボケ倒すクレイジーガイ。自由人すぎてメンバーも手を焼く。

ゲーム実況ではないけれど、Tつぐ・KC・ケイタによる、ウチの日常シリーズなんかも面白いので、ゲーム実況を見て気になったらこちらもぜひチェックしてみるといいと思う。はい。かわいいです。

ウチの日常『部屋を片付けてないで遊んでいたところにお母さんが入って来た編』 - YouTubeyoutu.be


●ゲーム初心者や初見にも親切で分かりやすい

なんといっても、初見でも分かりやすいというのが一番の魅力じゃないかと思う。
人気漫画『約束のネバーランド』をモチーフにしたゲーム実況では、RPGチュートリアルのように、その世界のキャラクターになりきった彼らが実演しながらセリフの中でゲームのルールを説明してくれる。漫画でいういわゆる説明セリフが動画内にあるのだ。

マイクラで『約束のネバーランド~GFハウスからの脱獄~』 - YouTubewww.youtube.com

説明なんて文字で済ませれば一瞬なのだけれど、気軽に楽しめる動画を求めているユーザーが多い(と思われる)Youtubeにおいて、直感的に・より楽に理解できる説明というのは、楽しむハードルを下げるためにも非常に効果的に見えるし、その世界観にも入り込みやすい。

しかも彼らが編み出すオリジナルゲームは、ほとんどがシンプルなルールのものが多く(特に分かりやすいのがシフトキラー)、普段ゲームをしない視聴者でも簡単に理解できるし、ちょっと真似してみようかなとも思わせてくれる。

シフトを押すだけでキルできる!新感覚ゲームがくそ面白い!【シフトキラー】#1 - YouTubeyoutu.be

要するに、ストレスフリーで楽しめるエンタメとして、非常にクオリティが高い動画を多数生み出している集団なのだ。おまえ誰だよという発言で恐縮です。



というわけで、ミナミノツドイは面白いぞ!ということが少しでも伝わったなら嬉しいです。雑なまとめで恐縮です。

チャンネル登録者数15万人なのでド新規がダイマする必要もない気もしますが、こっちの沼も楽しいぞというのを主に身内に伝えたかっただけで書いております。
ジャンル柄かユーザー層か、はてブロの文化がこの界隈にはあまりないようで少しビビっておりますが、新規を言い訳にせず、二足の草鞋を履きながら精進しますので今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


みんなでミナミノツドイを見よう!

ミナミノツドイ - YouTubewww.youtube.com


追記:
あの、若手俳優のオタクが大好きなバクステ映像もあるんです……よろしくお願いします……。

学校怪奇ファイルNG集!笑えるシーンを一挙大公開!(未公開&ハプニング集⑯) - YouTubeyoutu.be
学校怪奇ファイルNG集!泣く泣くカットした面白シーンを一挙大公開!(未公開&ハプニング集⑱) - YouTubeyoutu.be
なんと!ミナツドのカレンダーができました!(未公開&ハプニング集⑰) - YouTubeyoutu.be